日本でもラグジュアリーという言葉がよく使われるようになりましたが、サービスや商品を提供する企業の都合のよい解釈により、市場に「フェイク・ラグジュアリー」が存在するのも事実です。

「ラグジュアリーデザイン」という概念は、（株）ラグジュアリーデザインの研究部門であるラグジュアリーデザイン研究所で構築されたもので、ラグジュアリーの定義の共有化、ラグジュアリーサービス・商品の開発を強力にサポートする思考ツール化を目的としています。

一般的にラグジュアリーは豪華・高級感・贅沢・余裕・快適さ・心地よさ・くつろぎ・楽しみ・喜びといった言葉で表現されますが、それぞれの言葉は｢日常を全て忘れてしまうほどの満ち足りた時間と空間｣から生まれます。また、ラグジュアリーはそれと混同されがちなプレミアムとは違い、その価値を他と比較することができないものです。ラグジュアリーデザイン研究所はラグジュアリーを「絶対的で満ち足りた非日常体験」と定義します。



デザインとは実用面を考慮して造形作品を意匠することです。「絶対的で満ち足りた非日常体験」をビジネスレベルでデザインする、それが「ラグジュアリーデザイン」です。

ラグジュアリーデザイン研究所は国内外のネットワークと連携しながら、「ラグジュ
アリーデザイン」の概念を広く提唱していきます（共同研究、取材等につきましては
「お問い合わせ」よりご相談下さい）。

株式会社ラグジュアリーデザイン　ラグジュアリーデザイン研究所　所長　大石茂弘