ローション、ゲル、クリームなど肌に使用する医薬品や化粧品には様々な製剤がありますが、その中で最も機能性が高いのはジェルシートです。シートコスメや熱冷ましシートのあの冷感と心地よさは、ジェルシートに含まれる大量の水分によるものです。また、ジェルシートで肌を密閉することで発揮される有効成分の吸収促進効果は、医薬品、医薬部外品、化粧品で応用されています。「心地よさ×有効性」はジェルシートだけが持つ魅力的な機能です。

ところが、国内市場にある商品はセルフで使用するものが多く、どうしても「使いやすさ」と｢コスト｣が優先されしまうので、ジェルシート本来のパフォーマンスはごく一部しか発揮されておらず、研究開発の現場の技術や発想があまり活かされてないのが現状です。

日本において当たり前におこなわれる｢貼って手当てする｣という治療やケアは、海外ではあまりなじみがないので、外国人にとってジェルシートはとてもインパクトのあるアイテムです。しかし、国内市場の商品をそのまま導出しても、｢使いやすさ｣と｢コスト｣の課題は同じで、単純にグローバル化できるものではありません。

では、スパやサロンなど施術者が存在するエステティック、ウエルネスサービスにおいてはどうでしょうか？

たとえ使いにくくても、手間がかかっても、常識外れのものでも、お客様に喜びをもたらすものであれば、それは最高のサービスとなります。特にハイレベルの演出と満足が求められるラグジュアリーサービスに対して、見た目、使用感、有効性を強力にコントロールできるジェルシートは非常に相性が良く、お客様がこれまでに体験したことがないシーンを創造することができるのです。

一般のセルフ商品ではなく、ラグジュアリーサービスとしての製品開発が、ジェルシートをコストの呪縛から解き放ち、未知の領域にチャレンジすることを可能にします。

本コンサルティングではジェルシートの形状、重量、色、処方、使用方法など、市場の商品とはまったく違う大胆な発想で、ラグジュアリーを強烈に演出する魅力的なジェルシートとお客様に喜びをもたらすサービスを構築していきます（ジェルシート、サービスはクライアントのコンセプトにあわせて完全にカスタマイズされます）。

エステティックサービスにおいてアロマサービスはとても重要です。お客様の好みやコンディションにフィットしない香りはサービス全体の価値を下げてしまいます。本コンサルティングで採用する「アロマティックジェルシート®」は、施術時に香るアロマの種類と強さを、お客様のお好みやコンディションに合わせて自由にカスタマイズできる独自システムです。アロマティックジェルシート®により、お客様はより快適に、より充実したラグジュアリーサービスを楽しんでいただくことができます。